クレア・ランガン -The Film Trilogy-

クレア・ランガン -The Film Trilogy-

2004 12.18 - 01.30

Press Release

Clare Langan - Photographs from "A Film Trilogy"
クレア・ランガン 「フィルム・トリロジー」写真展
2004年12月21日(火)~2005年1月29日(土)
11:00-19:00
休廊 日・月・祝 年末年始12月26日(日)~1月5日(水)

この度、nichido contemporary artは、クレア・ランガンの個展を開催致します。これは、東京都写真美術館で開催されるクレア・ランガンの日本初個展に際し、同シリーズから写真作品をご紹介いたします。

アイルランド在住の映像インスタレーション作家、クレア・ランガン。今日ますます注目が高まる「映像」というメディアを通して、人間存在の根源的なヴィジョンを表現するクレア・ランガンの代表作「トリロジー」の日本での初公開になります。

「Forty below」(1999)、「Too dark for night」(2001)、「Glass Hour」(2002)から成る三部作(トリロジー)は、それぞれに【水・青】、【砂・黄金】、【火・赤】のモチーフを持ちながら、「悠久の自然の三つの要素(水・砂・火)の中を、一人の人間が、自己の本質、実存を求めて、記憶の旅へと彷徨していく」という一貫したメッセージが作品の根底に流れています。明確な物語展開はなく、その幻想的で夢の世界のような構成は、独特の色づかいと相まって、静かに、見る者の現実と非現実の境界をあいまいにします。

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